事業紹介
生産部門
「定時・定量・定質」出荷が
企業養豚の使命。
良質の豚肉を、いつでも食卓へ
業界トップを目指す上原ファームには、皆、「企業養豚」に高い目標と大きな夢を持って入社してきます。
年間を通して安定した質・量の供給を求められる畜産業。季節によって変わる豚の生理・発育を蓄積したデータから読み解き、最新の技術を取り入れ、調整しながら年間を通じて安定した出荷を行っています。
生き物相手だからこそ、
成果の喜びも大きい
私たちの使命は、安全な豚肉を消費者へ届け続けること。そのために、今日の体調はどうか、ストレスはないかなど、豚のコンディションを常に観察しています。一頭一頭に気を配ることは大変ですが、そうすることで豚の状態変化をすぐに察知することができるようになるのです。こうして健康な豚を育て、最良のタイミングで交配、繁殖させることが私たちの仕事。生き物が相手なので思うようにいかない時もありますが、それがこの仕事の難しさであり、面白さです。
また、他部門とのチームワークも大切。例えば交配においては、分娩舎や離乳舎
のメンバーと毎週ミーティングしながら業務を進めます。努力と試行錯誤の結果、 受胎率や生産性がアップした時の感激はひとしおです。
建設部門
豚舎建設から機械設計まで、
自社の農場建設を支えます。
社内には、豚舎建設を担う土木建築部門があります。また、各種機器や処理システムなどの機械や装置の開発からメンテナンスまでも、自社で行っています。これらは、畜産業界では他社にない特長です。
建設会社と見間違えるほどの重機と土木建設設備を備え、用地造成から豚舎建設、給餌・給排水設備工事や糞尿処理施設の建設まで、自社で一貫して手がけることで、劇的なコストダウンを実現しています。
技術開発にも意欲的で、研究成果はすでに、豚たちが快適に過ごせる床暖房仕様を備えた半地下式豚舎や、バイオテクノロジーを駆使した汚水処理システムとして結実しています。
また、南国九州にも、寒い北海道にも農場を持つ経営資源を活かして、今後も豚舎の寒冷地向け仕様、亜熱帯仕様といった幅広いカスタマイズ設計に挑みます。技術面でも経営面でも、将来の成果が楽しみです。農場の多種多様な機械・装置。その設計や試作、加工からメンテナンスまで担うのが、当社の研究開発部門「スピード技研」です。
「将来は、自社で開発・設計から試作段階まで手掛け、海外メーカーで製造するグローバルなコラボレーションの仕組みを完成の域に引き上げたいですね。」
施設開発、研究開発を自社で行うメリットは、コスト面だけではありません。自社の問題点は自社が一番理解しています。問題提起があれば、土木建築、電機、修理、装置開発、各部門が集結して即座に対応し、最も有効な解決方法を見出せる。やはり、これが一番のメリットです。